「ワイヤー矯正中の歯磨きが難しい!」
「うまく磨けなくて悩んでいる」
ワイヤー矯正をしている方の中には、このようなお悩みを抱えている人も多いはずです。
矯正装置をつけているので、磨きづらさを感じるだけでなく、磨き残しが気になったり面倒に感じたりすることもあるでしょう。
しかし、口腔ケアを疎かにしてしまうと、むし歯や歯周病のリスクが増幅してしまいます。
ワイヤー矯正中にむし歯や歯周病が発生すると、当初予定していた治療計画に支障をきたすだけでなく、矯正プランを変更しなければならないケースも。
そこで本記事では、ワイヤー矯正中の歯磨きのポイントや磨きにくいときに使いたいアイテム、歯磨きで痛いと感じた際はどうするべきかについて詳しく解説していきます。
ワイヤー矯正中の歯磨きは難しい?5つのポイント
ワイヤー矯正中は、歯磨きをするのが不安という人も多いはずです。
「歯磨き中に、ワイヤーが外れてしまうかもしれない」「装置に当たっても問題ないの?」といった悩みもあるでしょう。
ワイヤー矯正中に、歯磨きがしづらいと感じたときには、下記の方法を試してみましょう。
- 鏡を見ながら磨く
- 食べたらすぐ磨くことを意識する
- ゆっくり時間を使って磨く
- 歯科医院のクリーニングを受ける
- 歯ブラシ以外のアイテムも使う
ひとつずつ解説していきます。
鏡を見ながら磨く
ワイヤー矯正中は、鏡を見ながら歯磨きするのがおすすめです。
歯ブラシの届きにくい部分がわかるのはもちろん、ワイヤー装置の周りに磨き残しがないかもチェックできます。
特に奥歯は、磨き残しが多くなってしまうので注意が必要です。
また、歯科医院で販売している「口腔鏡(デンタルミラー)」を活用すると、歯磨きがしやすく、磨き残しも確認しやすくなるでしょう。
食べたらすぐ磨くことを意識する
歯列矯正中は、普段以上にむし歯に注意しなければなりません。
むし歯になってしまうと、矯正を中断したり、プランの見直しをしたりしなければならないケースも。
ワイヤーの隙間はもちろん、ブラケットの周りには、食べたものが挟まりやすくなっています。
時間を置くと、口内に生息している「むし歯菌」が食べかすに含まれる「糖質」を摂取し、増殖してしまうのです。
食後すぐに歯磨きをしなければ、矯正中の天敵とも言える「むし歯」になる可能性が高くなってしまいます。
「食後の歯磨き」は普段から大切ですが、ワイヤー矯正中は、特に意識する必要があるでしょう。
ゆっくり時間を使って磨く
ワイヤー矯正中の歯磨きは、時間がかかるものです。
なぜなら、ワイヤーとブラケットの隙間には、多くの汚れが入り込んでいるから。
その汚れを取り除くためには、いつも以上に時間をかけて歯磨きをする必要があります。
歯科医院のクリーニングを受ける
矯正治療を行っている歯科医院で、定期的にクリーニングやメンテナンスを受けることも大切です。
磨き残しがないかチェックしてもらえるのはもちろん、自分では気づきにくい「むし歯」や「歯周病」についても確認してもらえます。
また歯科医院では、ブラッシング指導だけでなく、矯正中の悩みや不安をサポートしてもらえるので安心です。
歯ブラシ以外のアイテムも使う
ワイヤー矯正中は、歯ブラシだけですべての汚れを除去することは、非常に難しくなります。
歯間ブラシやワンタフトブラシを併用して、細かな部分まで汚れを落とすのがポイント。
磨きにくい奥歯やワイヤーの隙間なども、磨きやすくなるはずです。
ワイヤー矯正中に歯磨きしやすくなるアイテム
ワイヤー矯正中は、歯磨きがしづらく、細かい部分の汚れが落としにくいことが分かりましたね。
しかし、歯ブラシ以外のアイテムを併用することで、難しかった歯磨きがスムーズになる場合も。
おすすめのアイテムは、下記の5つです。
- ワンタフトブラシ
- 歯間ブラシ
- デンタルフロス
- 口腔鏡(デンタルミラー)
- マウスウォッシュ
上記でも触れましたが、ワンタフトブラシはワイヤー矯正中に大活躍してくれるアイテムです。
そもそもワンタフトブラシとは、歯ブラシの毛束が1つしかない、小さな歯ブラシのこと。
歯と歯の間やワイヤーの隙間なども、ピンポイントで磨くことが可能です。
歯間ブラシやデンタルフロスもおすすめ。歯間ブラシは、歯ブラシで取りきれなかった食べかすや磨き残しを綺麗にします。
歯間ブラシで届かない隙間は、デンタルフロスで汚れを掻き出すことができるため、併せて使用するのが良いでしょう。
口腔鏡(デンタルミラー)で、奥歯や歯の裏側も確認します。
外出先で、歯磨きするのが困難な場合には、マウスウォッシュなどで対応するようにしましょう。
ワイヤー矯正中の歯磨きが痛いときの対処法
ワイヤー矯正中は、歯磨きする際に痛みを感じるケースがあります。特に、歯列矯正開始直後や器具の調整を行なった際には、痛みが強くなる人も少なくありません。
痛みが強くなるタイミングや、いつまで続くのかについては、下記の記事でまとめています。
ぜひチェックしてみてください。
歯列矯正の痛みで食事が噛めない期間はいつまで?痛みが強くなるタイミングを解説
痛みがある場合は、どうすれば良いのでしょうか?
痛みが強いときには、柔らかい歯ブラシで優しく磨いてあげるのがポイント。
また、歯ブラシを45度に傾けて、歯と歯茎の境目を磨くのが良いでしょう。
どうしても痛みが治らない際には、痛み止めの服用もおすすめです。歯科医院で処方された薬がない場合には、市販の薬でも問題ありません。
痛みが強かったり、長引いたりするときには、すぐに担当の医師に相談しましょう。
まとめ|ワイヤー矯正中の歯磨きは普段以上に丁寧に!
本記事では、ワイヤー矯正中の歯磨きのポイント5選や歯磨きしやすくなるアイテム、痛みを感じた場合の対処法について詳しく解説してきました。
矯正中は、ワイヤーやブラケットの隙間に、汚れが溜まりやすいことがわかりましたね。
歯ブラシだけでは汚れを落とし切ることが難しいため、ワンタフトブラシやデンタルフロスなどを併用するのがおすすめです。
また、定期的に歯科医院でのクリーニングやメンテナンスも忘れないようにしましょう。
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ワイヤー矯正はもちろん、比較的痛みや違和感の少ないインビザラインにも対応しています。
インビザラインであれば、歯磨きは普段通りに行うことができ、お口の中を衛生的にたもつことができます。また、普段通りの食事をすることができます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。