「歯の痛みに波があるのはどうしてだろう?」と、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
「寝起きに必ず歯が痛くなる」「夜になると、歯がズキズキと痛む」など、人によって歯が痛くなるタイミングは異なります。
しかし痛みが続くわけではなく、痛くない時間もあるため、そのまま放置している人もいるはずです。
それではなぜ、歯の痛みには、波があるのでしょう。
実は、歯の痛みに波がある原因は、むし歯だけではありません。
そこで本記事では、不定期な歯の痛み!波があるのは何故なのか?朝だけ歯が痛い・夜だけ歯が痛い・食後に歯が痛いなど、ケース別の原因と対処法について解説していきます。
不定期な歯の痛み!波があるのは何故?
ズキズキと歯が痛くて、耐えられそうにない…と思ったら、いつのまにか痛みが消えていた!という経験をしたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
「もしかして、気のせいだったのかな?」「歯医者に行く必要はないかな?」と思ってしまいますよね。
しかし、歯の痛みは気のせいではなく、自然治癒したわけでもありません。
不定期にズキズキとした激痛に襲われて、その後痛みが和らぐケースとして考えられる原因の1つ目は「歯髄炎」です。
むし歯が歯の神経に達している可能性が高く「歯髄炎」の可能性があるでしょう。
歯髄炎とは、歯髄が細菌感染によって炎症を起こし、壊死していく際に強烈な痛みを伴います。歯髄とは「歯の神経」と呼ばれており、別名「歯の心臓」とも呼ばれるほどの、重要な組織。
痛みに大きな波があることが特徴のひとつで、耐えられないほどの痛みを感じるときもあれば、全く痛くないときもあります。
痛みを全く感じなくなったからといって、そのまま放置してしまうのはNG。
痛みが消えても、感染はそのまま進行していきます。
歯髄内にある死んだ細菌が根管を通じて顎の骨まで広がってしまう恐れがあったり、歯全体が脆くなってしまったりするため、必ず歯科医院を受診するようにしましょう。
不定期に歯がズキズキと痛んで、波がある場合に考えられるケース2つ目は「根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)」です。
根尖性歯周炎とは、虫歯などが原因で神経が壊死し、歯の根の先まで炎症がひろがった状態のことです。
悪化すると根尖に膿がたまり、歯根膜や顎の骨を圧迫することによって、ズキズキと激しい痛みを感じてしまいます。
根尖性歯周炎も、歯髄炎と同様に、痛みに波があるのが特徴。激しい痛みに襲われるときもあれば、全く痛くないときもあります。
根尖性歯周炎で痛みが和らぐのは、膿が破裂した場合。歯茎から、膿がお口の中に流れ込んでしまいます。
こちらも、痛みがなくなったからといって、放置してはいけません。
細菌感染が進み、最悪の場合は歯を失うことになってしまいますので、速やかに歯科医師に相談するようにしましょう。
朝起きたときだけ歯が痛い原因と対処法
朝起きたときだけ、歯が痛くなるという人も多いのではないでしょうか?
普段はまったく痛みを感じないのに、朝起きたら歯が痛い原因として考えられるのは、寝ている間の歯ぎしりや食いしばりです。
主な原因として、ストレスや噛み合わせの問題、癖や習慣などがあります。
歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯茎に大きなダメージを与えるのはもちろん、顎にも負担がかかります。
歯ぎしりの主な原因や予防法については、下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
歯ぎしりや食いしばりは、自分でコントロールするのが難しいため、ひどい場合には歯にヒビが入ってしまう可能性も。
ナイトガードを装着することで、歯や歯茎、顎への負担を大幅に軽減することができます。
朝起きた時だけ歯が痛いという方は、歯科医院に相談し、ナイトガードを作成してもらうのがおすすめです。
夜だけズキズキと歯が痛いときの原因と対処法
朝や日中は、まったく痛みを感じないのに、夜間だけ歯が痛くなる人も少なくありません。
歯の痛みに波があるとはいえ、夜だけ痛くなる原因には、どのようなことがあるのでしょうか?
日中は、重力によって血液は下の方へと流れていきます。
しかし、就寝時は横になるため、体内の血液が頭部に流れやすい状態です。
頭部への血流が増加することによって、神経に圧力をかけ、痛みを引き起こすケースも。
また、夜間はリラックスしているため副交感神経が優位に働きます。
そのため、血管が拡張し、血流が増加するのです。
これが、夜間に歯が痛くなる原因と言えるでしょう。
先述した「歯髄炎」や「根尖性歯周炎」も、夜間に痛みが出やすいため、早めに歯科医院の受診をおすすめします。
食事の際に歯がズキズキと痛くなる原因と対処法
食事中や食後に歯がズキズキと痛む場合は、どのような原因があるのでしょう。
まず1つ目は、知覚過敏です。
知覚過敏はむし歯ではありませんが、冷たいものや熱いものなどの刺激で、歯に刺すような痛みが走ります。
歯磨きの際や、風が歯に当たった場合に痛むケースも。
歯茎が下がり、歯の根元部分にある「象牙質」が露出することによって起こるのが特徴です。
歯茎が下がる現象や歯肉退縮は「加齢によるもの」と、お考えの方も多いのではないでしょうか?
しかし、加齢によって歯茎が必ず下がるわけではありません。
実際、40代や50代、60代の方でも歯茎が下がっていない方も多くいらっしゃいます。
歯茎が下がるのは、歯周病、強いブラッシングや歯ぎしり・食いしばりが主な原因となります。
年齢を重ねると、歯周病患者が増加します。
歯周病は歯茎や顎の骨にダメージを与えるため、進行してしまうと、歯茎が下がってしまうのです。
歯周病や歯周病患者の割合について、下記の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてチェックしてみてくださいね。
歯茎下がりの対処法として、就寝時にナイトガードを使用したり、歯科医院で象牙質を覆う治療をおこなったりするのが良いでしょう。
食後に歯が痛くなる原因の2つ目は、むし歯菌の活性化によるものです。
食後30分程度で、むし歯菌の活動が活性化し、酸を発生させます。
この過程で歯の神経が刺激され、痛みを感じてしまうのです。
食後に、歯の痛みが繰り返し襲ってくるという方は、食事の後すぐに歯磨きをするよう心がけましょう。
そうすれば、むし歯菌が活性化する前に「食べかす」をなくして、酸の生成を抑えることが可能です。
根尖性歯周炎も、食事の際に歯がズキズキと痛くなります。
上記でも触れたように、根尖性周囲炎になると、歯の根の先にある「歯根膜」まで炎症が広がってしまいます。
そのため食べ物を噛むと、炎症で腫れあがっている歯根膜が圧迫されて、激しい痛みに襲われるのです。
まとめ|歯の痛みに波がある場合は速やかに歯科医院を受診しよう
本記事では、歯の痛みに波があるのは何故なのか?歯が痛くなるタイミングについて、ケース別の原因や対処法を解説してきました。
歯の痛みに波があり、不定期にズキズキと強烈な痛みが襲ってくるのは「歯髄炎」や「根尖性歯周炎」である可能性が高いことがわかりましたね。
痛みがなくなったからといって、放置するのは危険です。細菌感染はそのまま進行していますので、症状はさらに悪化してしまいます。
早めに歯科医院を受診し、大切な歯を守るようにしましょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。




