甲子園駅徒歩1分の歯医者医療法人和手会 和手歯科医院
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インビザラインとマウスピース矯正の違いとは?どっちがいいの?それぞれの特徴を解説!

「インビザラインとマウスピース矯正って、何が違うの?」

「それぞれのメリットやデメリットが知りたい」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

矯正治療を検討する際には、インビザラインにしようか、インビザライン以外のマウスピース矯正にしようかと悩んでしまいますよね。

どちらも透明なマウスピースを使用する矯正方法ですが、型取りや通院回数など、さまざまな違いがあります。

インビザラインは世界シェアNo.1を誇っており、2025年現在、世界100ヵ国以上で提供され1,950万人以上の方々が治療を受けています。

目立ちにくいため審美的なメリットがあるのはもちろん、3Dシミュレーションによって、事前に治療計画を確認できるのも安心できるポイント!

歯列矯正は長期間にわたるだけでなく、まとまった費用も必要になりますので、自分に合った矯正方法を選びたいものです。

そこで本記事では、インビザラインとマウスピース矯正の違いやどっちがいいのか?それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

これから歯列矯正をしようと検討している方の参考になると幸いです。

インビザラインはマウスピース矯正の一種である

これから矯正治療を検討している方の中には、インビザラインとマウスピース矯正の違いについて、よくわからないという人も多いはずです。

画像などを確認しても、透明のマウスピースが表示されるため「マウスピース矯正と何が違うの?」と、疑問に感じることもあるでしょう。

そもそも「インビザライン」とは、マウスピース矯正の一種であり、最先端のマウスピース矯正のことです。

マウスピース矯正には、インビザラインの他にも下記のような種類があります。

  • キレイライン
  • シュアスマイル®アライナー
  • クリアコレクト
  • アソアライナー

このように、さまざまなメーカーからマウスピース矯正が提供されており、日本国内だけでも20種類以上のマウスピース矯正があります。

その中でも「インビザライン」は世界シェアNo.1を誇るマウスピース矯正です。2025年現在、世界100ヵ国以上で提供され、1,950万人以上の方が治療を受けています。

インビザラインとマウスピース矯正(キレイライン)の違い

まずは、インビザラインとマウスピース矯正の違いについて確認していきましょう。

本記事では、インビザラインとキレイラインの違いについて解説していきます。

インビザラインキレイライン
治療範囲前歯だけでなく、全体の矯正にも対応可能主に前歯を中心とした治療
歯の型取り初回1回のスキャンで、最終目標までのすべてのマウスピースを作成可能動いた歯に合わせてマウスピースを作成するため、その都度必要
通院回数2ヶ月〜3ヶ月に1回。遠隔モニタリング併用で、回数が抑えられる場合も。支払方法によって異なる。
(都度払い:2~3週間で1回、コース払い:1ヶ月半に1回)
世界での実績世界1,950万人以上が治療(※2025年現在)世界で12万人が治療
マウスピースフィット感が高く違和感も少ない「ソフトタイプ」装着時に違和感を感じるケースもある。「ソフトタイプ」「ハードタイプ」の2種類を使い分ける
費用の透明性パッケージ料金制で追加費用なし(医院による)調整ごとに費用が発生するケースもある

ひとつずつ解説していきます。

治療範囲

インビザラインとキレイラインでは、治療できる範囲が大きく異なります。

インビザラインでは、奥歯も含めた全体矯正に対応していますので、さまざまな症例に対応しているのが特徴です。

中には、歯を動かすスペースを確保するために、抜歯を伴った治療を行う場合も。

その一方キレイラインは、上下の前歯に特化したマウスピース矯正です。

治療できる範囲は、片顎6本ずつの計12本が対象となっていますので、大きく歯を動かす治療や抜歯を伴う治療には適していません。

歯の型取り

インビザラインとキレイラインの大きな違いのひとつが、歯の型取りの回数です。

インビザラインは基本的に、初回スキャンで最終ゴールまでのアライナーを一括作製しますが、治療進行状況によっては追加スキャンや追加アライナーが必要となる場合があります。

当院の場合、インビザライン用の口腔内スキャナー「iTero」を使用し、短時間で正確な歯形を取ることが可能です。

また、1,950万人分の歯の矯正データを基にして、その場で瞬時に3D歯並びシミュレーションを見ていただけます。

一方キレイラインの場合は、通院の度に型取りをする必要があります。コース払いを選択した際には、1ヶ月半に1回の型取りとなるのがポイントです。

通院回数

インビザラインの通院回数は、2ヶ月〜3ヶ月に1度です。

1週間〜2週間ごとに、ご自宅で矯正装置を交換していただく流れとなりますので、装置の交換で来院する必要はありません。

また、遠隔モニタリング併用で、回数が抑えられる場合もありますので、通院の負担が軽減できる可能性もあります。

その一方、キレイラインの場合は、2〜3週間に1度、または1ヶ月半に1度の通院が必要です。

キレイラインの通院回数は、支払方法によって異なります。

インビザラインと比べると通院回数が増えてしまうため、患者さまの負担が大きくなるでしょう。

世界での実績

インビザラインは2025年現在、世界100ヵ国以上で提供され、1,950万人以上の方々が治療を受けています。

世界でもっとも実績があり、信頼性の高い矯正治療です。

多くの人たちに選ばれていることからもわかるように、安心感があり、さまざまな症例に対応しています。

一方キレイラインは、世界で12万人が治療しています。

インビザラインと比べると、実績が乏しく、治療できる範囲が限られているので注意しなければなりません。

マウスピース

「インビザライン」「キレイライン」どちらもマウスピース矯正の一種ですが、装着するマウスピースに違いがあります。

インビザラインは、ソフトタイプのマウスピースを使用しており、フィット感が高く違和感も少ないのが特徴です。

キレイラインでは、ソフトタイプとハードタイプの2種類を交互に使い分けて治療を行います。

ハードタイプのマウスピースを装着した際に、痛みや違和感を感じるケースもありますので注意しましょう。

費用の透明性

インビザラインとキレイラインでは、費用面でも大きな違いがあります。

インビザラインの費用は、医院によって異なりますが、一般的にパッケージ料金制となっていますので追加費用はありません。

矯正前に必要となる費用を把握できる点がメリットですが、他のマウスピース矯正と比較すると、高額となるケースが多いのも事実です。

当院のインビザラインの費用は、下記の表をご確認ください。

一方キレイラインの費用は「都度払い」と「コース払い」の2種類から選択できます。

都度払いの場合は、初回が2万円(税抜)となり、2回目以降は5万円(税抜)となるのが一般的。

コース払い払いには、5回コース・10回コース・15回コースなどがあります。

治療回数は、患者さまそれぞれの目指すゴールによって決めていただく必要があります。

費用は5回コースで約20万円、10回コースの場合は約33万円程度です。都度払いに比べて、費用を抑えられるのがポイント。

比較的リーズナブルに矯正治療ができる点が大きなメリットです。

ただし、患者さまの症状によっては、拡大床の併用やアタッチメントなどの追加料金が発生する可能性もありますので気を付けましょう。

インビザラインと他のマウスピース矯正(キレイライン)どっちがいいの?

インビザラインとマウスピース矯正(キレイライン)の違いについて解説してきましたが、結論はどっちがおすすめなのでしょうか?

インビザラインの方が良いのか、キレイラインが適しているのかについては、患者さまそれぞれの歯並びの状況や目的によって異なります。

ここからは、インビザラインが向いている人とキレイラインが向いている人について解説していきます。

インビザラインが向いている人

インビザラインは、世界的に実績が最も多く、数多くの症例に対応しています。

部分矯正はもちろん、奥歯を含めた全体矯正にも対応していますので、しっかりと歯並びを整えたいという方に適した矯正方法です。

  • 噛み合わせをしっかりと改善したい
  • 時間と費用がかかっても良いので、理想の歯並びにしたい
  • 全体の歯並びを整えたい
  • 歯を大きく動かす必要がある

インビザラインは、歯並び全体を改善したい場合におすすめ。キレイラインと比較すると、時間と費用はかかってしまいますが、理想の歯並びと噛み合わせをを手に入れることができます。

検査の際に、歯科医師と相談しながら判断すると良いでしょう。

キレイラインが向いている人

キレイラインは、前歯の矯正に特化した治療法です。比較的症状が軽度で、時間をかけずに矯正したいという人に向いています。

  • 気になっている前歯だけ矯正してみたい
  • 症状が軽度
  • できるだけ時間と費用を抑えたい
  • 噛み合わせに問題がない

ただし、歯並びの状態によっては、キレイラインでは対応できないケースもありますので注意しましょう。

インビザライン(マウスピース矯正)のよくある質問

インビザラインやそのほかのマウスピース矯正を検討している方は、疑問や不安が多く、躊躇してしまっているという人も多いのではないでしょうか?

ここからは、インビザラインやマウスピース矯正において、よくある質問について解説していきます。

マウスピース矯正は痛くありませんか?

インビザラインやその他のマウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比較すると、比較的痛みが少ないと言われています。

痛みの感じ方には個人差がありますが、段階的に歯を動かしながら歯並びを整えていきますので、急激な痛みは少ないはずです。

インビザラインにかかる費用はどれくらい?

インビザラインは、高額なイメージをお持ちの方も多いですよね。

必要となる費用は、歯科医院によって異なるのはもちろん、インビザラインの種類によっても違ってきます。

当院では、デンタルローンが利用できますので、月々の負担を軽減できるケースも。また、医療費控除が使える場合もあります。

医療費控除を使用した治療費については、次の記事を参考にしてみてください。

歯がボロボロだと治療費はどれくらい?費用を安く抑える方法について解説!

インビザラインの費用相場につきましては、下記の記事で詳しくまとめています。ぜひチェックしてみてくださいね。

インビザラインにかかる費用は?種類やそれぞれの特徴について解説!

マウスピースの着用時間はどれくらいですか?

インビザラインは、1日20時間〜22時間以上の装着時間が推奨されています。

イメージとして、食事中と歯磨きの時間以外は、常に装着しておくことが望ましいでしょう。

装着時間が短ければ、計画通りに歯が動かなくなってしまい、治療期間が延びてしまうため注意しなければなりません。

インビザラインは部分矯正にも対応していますか?

はい。

インビザラインは、部分矯正にも対応しています。

患者さまが気になっている部分だけを治療できますので、全体矯正と比べると、費用や時間を抑えることが可能です。

インビザラインの部分矯正についての詳細は、下記の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。

インビザラインで部分矯正は可能?費用や治療期間・メリットやデメリットを解説!

まとめ|インビザラインとマウスピース矯正(キレイライン)にはさまざまな違いがある

本記事では、インビザラインとマウスピース矯正(キレイライン)の違いについて、詳しく解説してきました。

どちらも透明なマウスピースを使用する矯正方法ですが、さまざまな違いがあることが分かりましたね。

インビザラインは、世界でもっとも実績があり、信頼性の高い矯正治療です。

矯正治療に不安を抱いている方や、歯並びや噛み合わせをしっかりと治したいという方は、インビザラインを選ぶことをおすすめします。

インビザラインには信頼と実績が備わっているため、型取りも1回で済み、他のマウスピース矯正と比較して通院回数を減らすことができるのです。

「インビザラインかキレイラインで迷っている」
「自分に合った矯正方法が知りたい!」

とお悩みの方は、是非一度「和手歯科医院」にご相談ください。

当院では、大阪の大型医療法人で豊富な経験を積んだ担当医が、矯正治療を担当しています。

日本矯正歯科学会認定医である「矯正専門医との連携」も行っているため、安心して矯正治療をお受けいただけるはずです。

患者さま一人ひとりのお口の状態に合った矯正方法をアドバイスいたします。

「矯正は高額だから、費用を払えるのか不安」という方もいますよね。

和手歯科医院では、どんな方でも無理なく矯正治療が受けられるよう「トータルフィー制度」を採用しています。

トータルフィー制度は、最初にお支払いいただいた金額に「調整費用」「観察費用」が含まれており、毎回の通院費がかからない制度です。

また、デンタルローンを利用することで、120回までの分割払いが可能!費用面での不安を軽減できます。

一般歯科だけでなく「矯正治療」や「インプラント」など、さまざまな歯の悩みに対応していますので、ワンストップで治療できるのも嬉しいポイント!

阪神電車「甲子園駅」から徒歩1分の立地ですので、アクセス面の心配もありません。

矯正治療やインプラント治療のご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。

柳瀬 正和
和手歯科医院 理事 柳瀬 正和

【所属等】

  • ・日本口腔インプラント学会 会員
  • ・日本歯周病学会 認定医
  • ・公益社団法人 日本歯科先端技術研究所 会員 学術委員
  •  インプラント認定医・認証医
  • ・日本大学松戸歯学部歯周治療学講座 研究生
  • ・インビザラインドクター
  • ・一般社団法人 NGDS 会員
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