甲子園駅徒歩1分の歯医者医療法人和手会 和手歯科医院
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妊娠中でも歯列矯正できるって本当?注意すべき5つのポイントを解説!

歯列矯正を行っている方の中には、治療中に妊娠がわかり、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

「このまま矯正を続けても、赤ちゃんに影響はない?」「妊娠中の歯列矯正で注意すべきポイントは?」といった心配もあるかもしれません。

妊娠中であっても、歯列矯正を続けることは可能ですが、気をつけるべき点もあります。

そこで本記事では、妊娠中に歯列矯正はできるのか?妊娠中の歯列矯正において注意すべき5つのポイントについて詳しく解説していきます。

「妊娠中の歯列矯正で、赤ちゃんにどんな影響があるのか知りたい」「授乳中でも矯正できるって本当?」といった疑問をお持ちの方の参考になると幸いです。

妊娠中でも歯列矯正できる?

妊娠中であっても、歯科矯正を続けることは可能なのでしょうか?

妊娠中に、歯列矯正をすることは可能です。

一般的に、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、インビザラインどのタイプの矯正も続けられます。

ただし妊娠中は、注意したいポイントやリスクもあるため、医師と相談しながら進めていくようにしましょう。

また妊娠中はホルモンバランスが変化し、体調面だけではなく、精神的に不安定になる可能性もあります。

無理をせず、体調によっては「一時中断」するなどの対応も視野に入れて進めていくのがおすすめです。

授乳中であっても、問題なく歯列矯正を続けられます。

妊娠中に歯列矯正する際の5つの注意点

妊娠中に歯列矯正する際に、注意したいポイントには、どのようなことがあるのでしょうか。

特に気をつけたい点は、下記の5つです。

  • レントゲンは避ける
  • 抜歯の時期に注意する
  • 歯肉炎やむし歯のリスクが高まる
  • つわりがひどい時には中断を検討する
  • 痛み止めを飲む時は医師への相談が大切

順番に確認していきましょう。

レントゲンは避ける

妊娠中は、胎児への影響を最優先に考える必要があります。

レントゲン撮影はなるべく避けた方が良いかもしれません。

歯列矯正において、今後の治療方針を計画したり経過観察したりするために、数回にわたってレントゲン撮影が必要です。

撮影場所は腹部から離れているため、一般的に影響はないとされています。

しかし、必ず担当の医師に相談し、状況に応じた対応をしてもらうと安心です。

抜歯の時期に注意する

妊娠中の歯列矯正における注意点2つ目は、抜歯の時期に注意することです。

抜歯には、麻酔や抗生物質が使用されるケースもあり、胎児への影響を考慮しなければなりません。

また、場合によっては手術が必要になる可能性も。

安定期を過ぎれば、比較的リスクは少なくなりますが、妊婦さんや胎児の状態によって異なるのも事実です。

緊急で抜歯が必要となるケースには、下記のようなものが挙げられます。

  • 歯が大きく動く(揺れる)
  • 感染症を起こした場合

抜歯を行った際には、飲み薬(痛み止めや化膿止めなど)が処方されますが、胎児への影響を最小限に抑えた薬を処方してもらえます。

抜歯の際は、慎重に医師と相談を行うことがポイントとなるでしょう。

歯肉炎やむし歯のリスクが高まる

妊娠中の歯列矯正は可能ですが、歯肉炎やむし歯のリスクが高まる点に注意しなければなりません。

妊娠中は、つわりがあったりホルモンバランスが乱れたりすることによって「妊娠性歯肉炎(にんしんせいしにくえん)を発症する可能性があります。

妊娠性歯肉炎とは「歯周病」のひとつで、ホルモンのバランスが変化し、出血を伴ったり歯肉が腫れやすくなったりする病気です。

また免疫力の低下によって、細菌に関する抵抗力が弱まり、歯肉炎になる場合も。

むし歯になりやすい原因には、つわりによって歯磨きがスムーズにできなくなることや唾液の分泌量が減ることで、口の中の状態を清潔に保てなくなることなどが挙げられます。

妊娠性歯肉炎と同様に、ホルモンバランスの変化で歯肉炎を引き起こすため、むし歯になりやすい状態に陥りやすいのです。

むし歯や妊娠性歯肉炎にならないよう、口内環境を清潔に保つことが大切。歯磨きが難しい場合には、洗口液などを使用して、こまめなうがいを意識しましょう。

つわりがひどい時には中断を検討する

つわりがひどい時期もありますよね。

歯列矯正中につわりがひどく、治療が困難な場合には、医師と相談して中断を検討するのがおすすめです。

つわりは、何もしていない状況であっても、身体的・精神的に負担がかかります。

特に、妊娠初期の頃は、口の中に矯正装置が入っていると気持ち悪くなる可能性も。

それぞれの歯科医院や矯正の状況によって期間は異なりますが、数週間〜数ヵ月であれば、治療の中断にも対応してもらえるはずです。

無理をせず、医師に相談してみましょう。

痛み止めを飲む時は医師への相談が大切

痛み止めを飲む時には、医師への相談が必要不可欠です。

妊娠を伝えている場合、胎児への影響が少ない薬を処方してもらえるので安心ですが、自宅で突然痛くなった場合は注意しなければなりません。

妊娠中でも服用可能な痛み止めは限られているため、自宅にあった市販の薬を飲むのは避けた方が良いでしょう。

イブプロフェンやロキソプロフェンは、胎児に悪影響を及ぼすこともあります。

アセトアミノフェンは、比較的安全に使用できますが、やはり医師への確認が必要です。

妊娠中の歯列矯正では、いつ痛みが襲ってくるかわかりません。

痛みがない場合でも、万が一に備えて、治療を受けた際に痛み止めを処方してもらうことをおすすめします。

妊娠中の歯列矯正は和手歯科医院にお任せください

「妊娠中も矯正を続けたい」「安心して矯正治療を続けられる歯科医院を探している」という方は、歯周病学会認定医がいる、和手歯科医院にお任せください。

当院では、妊娠中の方でも比較的負担の少ない「インビザライン矯正」も行っています。

「費用面に不安がある」という方にも無理なくご利用いただけるよう「トータルフィー制度」を採用。

トータルフィー制度とは、最初にお支払いしていただいた金額の中に「調整費用」「観察費用」が含まれているため、通院時の費用は必要ありません。

また当院では、大阪の大型医療法人で豊富な経験を積んだ担当医が矯正治療を担当しています。日本矯正歯科学会認定医である「矯正専門医との連携」も行っているため、安心して矯正治療をお受けいただけるはずです。

事前にしっかりと説明を行い、ご納得いただいてから患者様一人ひとりの希望に沿った治療を行います。

インビザラインだけでなく「むし歯・歯周病治療」や「インプラント」など、さまざまな歯の悩みに対応していますので、ワンストップで治療できるのもポイント。

阪神電車「甲子園駅」から徒歩1分の立地ですので、アクセス面の心配もありません。

矯正治療やインプラント治療のご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ|妊娠中も歯列矯正できる!医師への相談が重要

本記事では、妊娠中でも歯列矯正は可能なのか?妊娠中に歯列矯正を行う際の5つの注意点について詳しく解説してきました。

妊娠中や授乳中であっても、矯正を続けられることがわかりましたね。

ただし、薬の服用や妊娠性歯肉炎・むし歯などには十分気をつけなければなりません。

妊娠中は、ホルモンバランスの乱れによって、口内環境が変化してしまいます。

つわりなどによって歯磨きが難しい場合には、洗口液などでうがいを心掛け、口の中を清潔に保つようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。

柳瀬 正和
和手歯科医院 理事 柳瀬 正和

【所属等】

  • ・日本口腔インプラント学会 会員
  • ・日本歯周病学会 認定医
  • ・公益社団法人 日本歯科先端技術研究所 会員 学術委員
  •  インプラント認定医・認証医
  • ・日本大学松戸歯学部歯周治療学講座 研究生
  • ・インビザラインドクター
  • ・一般社団法人 NGDS 会員
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